また、牛と出会う

パンタゴーダの港を、後にする。



この橋を渡ると、メキシコ湾と別れる事になる。



また、農村地帯に突入するが、すぐに大西洋に出るのが分かっているので、気にはならない。

早速だが、また、牛と出会う。



それにしても、今日は暑い。牛も、日陰から出てこない。しかも、ぴたりと動かず、尻尾を団扇代わりにして、懸命に風を送っている。

この家の郵便ポストは、牛だった。



近くに、池がある。その家の郵便ポストは、ブラックバスだ。



アメリカでは、インド人が不動産好きである事は、定説となっている。実際、独立系ホテルは、9割がインド系である。そして、オーナーや、その知合いのインド人が、ホテルを管理している。それは構わないが、フロントが、カレーの匂いで充満している。多分、自分達は、匂いに気付いていないのだろう。

今日のホテルも、やはりインド系である。フロントは、インドの肝っ玉母さんの様な人だ。チェックインを済ませると「スパイシーな物は、食べられる?」と、聞いてきた。晩御飯を、ご馳走してくれるらしい。色々な物を、部屋まで持って来てくれた。

そして、これがカレーライス。



カレーライスと言うより、ハヤシライスをスパイシーにした様な味だ。癖が無く、美味しい。自分のために作った物を、分けて持って来てくれたようだが、自転車で旅行していると、皆、優しくしてくれるようだ。

走行距離:154.19キロ 通算:6904キロ
宿泊地:レイクウェールズ、フロリダ州