この街は、タバコや綿花の貿易で栄えた街である。しかし、その後の衰退により、荒れ果てた。そして、今は、復興の途中という状況である。栄えていただけあって、古くからの建物は、どっしりとしている。
小道も、何処となく洒落ている。
綺麗に再開発されていく途中、というのが分かる。
「ワビサビ」、メニューとは程遠いネーミング。
バージニアは、いたる所に、南北戦争の戦場跡がある。
南軍の中では、一番北に位置しているので、最前線であったからだ。今となっては、観光地化している。
バージニアに入って、明らかに気候が変わった。湿気が少なくなり、草木の様子が、すっきりとしている。そして、朝晩が涼しくなってきた。フロリダから、ずっと平らだった道が、アップダウンの連続となった。
気候だけではない。カリフォルニアからずっと、隣の人は皆友達、という感覚であったが、バージニアに入ってからは、ニューヨークで感じる様な、礼儀正しいというか、他人行儀というか、雰囲気の違いを感じる事がある。
そして、バージニア州の州都、リッチモンドに到着。新旧のビルが建ち並ぶ、大きな街である。
歴史ある、綺麗な州都ビル。
歴史的な建物が、街中に沢山建っていて、新しいビルとのコントラストが、実に美しい。
郊外まで、この様な道が続く。
バージニアに、こんなに綺麗な街があるとは、全く想像していなかった。流石に、東海岸の歴史である。
走行距離:130.27キロ 通算:8747キロ
宿泊地:フレドリックスバーグ、バージニア州