古くから、工業都市として発展した所なので、その当時のビルが多い。
まさに、工業都市たる雰囲気がする景色だ。お世辞にも、綺麗とは言えない。
この街の問題は、工業の衰退に伴い、街がスラム化している事だ。しかも、スラム街が、かなり巨大である。
アメリカは危険だと思っている人は多いだろうが、危険な場所と安全な場所が全く分離されていて、危険な地域に行かなければ、問題が起こる事は少ない。
ボルチモアの、この通りを見て、直ぐに立ち去ろうという感性を持っていれば、大丈夫だ。
そして、不思議な事に、その郊外には、安全で綺麗な街が存在する。ここは、ボルチモア郊外の、ベルエアという街だ。
中心街には、洒落た商店街があり、その周りには、綺麗な住宅街が広がっている。
早いもので、ペンシルバニア州に入った。
たまたま、今日泊まる事にした街だが、不思議と落ち着いた佇まいである。
ノッティンガムという名前で、夕方には、綺麗な鐘が鳴り響く。
走行距離:131.60キロ 通算:8989キロ
宿泊地:ノッティンガム、ペンシルバニア州