サンダーストームの夜

夜中に、突然のサンダーストームがやってくる。隅田川の花火大会の如く、間髪入れずに光り続ける。1時間位、空が明るい状態となる。テントの中からでも、空が光っているのが分かる。雷と雨の音がうるさくて、眠れない。同時に、テントの耐水性の良さに、関心。それでも、いつの間にか、寝てしまった。

雨は、朝まで降り続き、止むのを待っていたら、9時を過ぎてしまった。



長らく、坂と無縁であったが、今日は、とうとう坂道の連続となる。しかも、向い風が強く、二重苦である。



途中、ほぼ農地であった。そして、時々、小さな街が訪れる。この辺りは、ほぼ白人だけであるが、街によって顔付が微妙に異なる。移民の出身地が異なり、いまだに、同じ出身の人ばかりが住んでいるからだ。

今日の宿泊地は、何の変哲もない街だが、スカンジナビアの文字ばかりが目立つ。



この街の殆どの人が、ノルーウェイ系移民らしい。そして、街の名前も、ノルーウェイの人の名前である。



走行距離:106.74キロ 通算:11641キロ
宿泊地:ウエストバイ、ウゥスコンシン州