不思議な自転車道

今日も、エリー湖沿い。追い風となり、スピードが出る。



サンドスキーという古い街を、通り掛かる。ここは、ビーチとヨットハーバーとダウンタウンがあり、リゾート地として、栄えているらしい。

この辺りが、ビーチとなっていて、別荘が並ぶ。



そして、これがダウンタウン。何とも、品がある。



何より、江戸時代の時から、アメリカでは、北国にも関わらず、夏の間はこんなリゾート地で楽しんでいたかと思うと、余裕の差を感じる。

この後、いったんエリー湖を離れる。すると、小麦畑が一面に広がる。



フリーモントという街から、自転車道を走る。と言っても、畑の中にある、場所に似合わぬ、立派な自転車道である。地図にも載っていない、新しい道だ。



途中、自転車に出会う事は無く、トラクターに出会う。エルモアという街まで15キロ、この立派な自転車道が続く。エルモアは、電車の駅があったであろう古い街で、自転車道の終点となっている。



誰がこの道を使うのか、最後まで分からなかった。

コンビニで、飲み物を買っていたら、話し掛けられる。旅の話と、道順を説明すると、「アメリカ一周だね」と言われる。この言葉を聞いたのは、今回が初めてだ。少し、実感がわいてくる。そう言えば、夜、ホテルで映画を見ていると、「この街を通った」という事が多くなる。

走行距離:168.56キロ 通算:10568キロ
宿泊地:ノースウッド、オハイオ州