街ぐるみで努力しているのが、伺える。ここで、コンチネンタルブレックファーストを食べたが、どことなく繊細な味がする。
ブランコという街で、面白い風景を目撃する。この街は、全体が西部劇調で統一されているが、その中心地の建物が、街と調和を取るかの如く、改装中であった。
今は、テナントが入っていない状態だが、街づくりに対する思考が日本とはレベルが違う気がする。ここは、本当に小さな田舎街であるのに。
この辺りの農家は、庭に古い耕具を置き、飾っている。中には、ミュージアムの様に、多くの耕具を綺麗に並べている所もある。
喫茶店で出会った、アンジー。高校で、ヨガを教えている。精神世界、宗教、日本やアジアの事に興味があるらしく、長い間、話し込んでしまった。この後、高校で栽培している野菜を食べに行く。隣は、通り掛りの、スピード君。
この後、オースチンへ到着する。フェニックス以来の、都会。街中なので、今日はホテルに宿泊。近くの日本食レストランで、晩飯。
何とも、アメリカンな日本食であった。飲食関係の人から聞いた話だが、日本人を相手にした日本食レストランの経営は、安定しないらしい。景気によって、駐在員の数が増減するからだそうだ。その点、アメリカ人を相手にした方が、安心できる。よって、アメリカ人が好きな味の日本食、という事になる。
決して、不味い訳ではない。日本の味でない、というだけだ。美味しかった。
走行距離:188.20キロ 通算:3918キロ
宿泊地:オースチン、テキサス州